世界初のCCUS向け液体CO2キャリア発売
三菱重工業(MHI)グループの日本の造船会社三菱造船は、二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)を目的とした液化CO2輸送実証試験船を進水させた。
お知らせのとおり、本日(3月28日)、三菱造船株式会社下関造船所において、世界初と称されるLCO2運搬船の進水式が執り行われました。
式典には経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、船主である三友汽船などの関係機関が出席した。
三菱造船は昨年2月、液化二酸化炭素を輸送する実証試験船の建造を受注した。 この船のキールの起工は 2022 年 10 月に行われました。
この実証試験船船体には、一般財団法人技術振興協会(ENAA)が研究開発した液化CO2タンクシステムが搭載されます。
ENAA、川崎汽船(K LINE)、NGL、お茶の水女子大学は、LCO2輸送技術の研究開発を加速し、CCUS技術のコスト低減とLCO2安全な長距離大規模輸送の実現に貢献していきます。
ENAAは液化二酸化炭素船舶用タンクシステムを搭載した実証船の運航に向けた研究開発を進めており、今後も実証試験の企画・解析・監督を担当する。
一方、K LINEは2022年の安全性評価において実証試験船のリスク評価を実施し、実証試験船の運航マニュアルの作成に貢献する。
また、NGLは実証船の管理・運営の計画を進めています。
また、実証船でのCO2の温度、圧力、流量などのデータ計測に向けて、自社LPG船の事例研究も進めている。
さらに、お茶の水女子大学では、二酸化炭素の状態制御(相変化)に関する基礎研究を行っており、安全な輸送研究に必要な情報を提供しています。
実証試験船は竣工後、CCUS研究開発・実証関連事業、苫小牧市における大規模CCUS実証事業、CO2輸送に関する実証事業、海上輸送に関する研究開発・実証事業等の液化CO2輸送に従事する予定です。 NEDOが2021年6月から実施しているCO2の取り組み。
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